3月10日~3月12日に土佐カントリークラブで開催されたヨコハマタイヤプロギアレディス最終日は大混戦の中、7アンダーでジョン・ミジョンと藤崎莉歩がプレーオフを戦い、プレーオフ1ホール目で貫禄のバーディパットを決めジョン・ミジョンが優勝しました。
百戦錬磨のジョン・ミジョンと、自身初めてのプレーオフを戦った藤崎莉歩ですが、ジョン・ミジョンの壁はぶ厚かったです。
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ジョン・ミジョン気づいたら7アンダー首位でホールアウト
最終日は首位と3打差7位タイからスタート。
上位陣が一進一退を繰り返してなかなかスコアが伸びない中、気づいたら4つ伸ばして首位でホールアウトし後続を待ちます。
18番のティショットはOB確実のミスショットが木に跳ね返ってラフまで戻るという神懸かりな幸運を披露しました。
この辺りで今日のジョン・ミジョンにはだれも適わない気配が漂ってきます。
ホールアウト時に後続に6アンダーが4人。
今年もプレーオフになる予感が濃厚です。
大会を牽引し続けた青木瀬令奈は5アンダー5位タイ
初日~最終日バックナインまで首位で大会を引っ張りました。
12番、14番のボギーが痛かったです。
やっぱり、優勝を意識する終盤、初優勝のプレッシャーが重かったのでしょうか。
それにしても、キリッとした顔で淡々とプレーする姿が凛々しかったです。
初優勝もそう遠くはない予感がします。
大山志保あと一歩及ばず5アンダー5位タイ
首位と一打差から最終日スタート。
15番で長いアプローチをパターで寄せるなど、ベテランの技を見せるも一歩及ばず。
17番でパーパットを外すと、お先にタップをミスってダボという失態を見せます。
私もOKもらったのにタップして外すということをよくやってしまいますが、まさにあんな感じでした。
それでも18番、見事にバーディで5アンダーでホールアウト。
今大会で一番試合を盛り上げたのは藤崎莉歩
ゴルフ人生初の最終日最終組だったそうです。
淡々と青木、大山の1打後を追いかけていた印象ですが、15番、16番、17番で圧巻の3連続バーディ。
17番のパットでは先に打った大山のラインを参考に、10mを超すバーディパットをねじ込み、ジョン・ミジョンに追いつきます。
18番もラクではないパーパットをしっかり決めプレーオフに持ち込みました。
ジョン・ミジョンのぶ厚い壁。あれを決められちゃしょうがない。
プレーオフ1ホール目
藤崎がティショットをバンカーに入れるも2打目をグリーン奥のラフまで持って行きます。
ジョン・ミジョンも2打でグリーンオンしますが、簡単ではないラインを残します。
藤崎のラフからのアプローチ、パーセーブはできるかな?というとこに持ってきます。
続けてジョン・ミジョンのバーディパット。
普通はなかなか入らないぞというパットでしたが、なんなくバーディを取って勝負あり。
プレーオフであれを簡単に決められたら勝てないよ。
藤崎さん、相手が悪かったね。
25歳だけどプロ8年目だそうです。岡本綾子さんも「いいですね。」って言ってました。なにが良いんでしょうか?
ちなみに岡本綾子さんは25歳でプロデビューしたそうです。
それを考えるとまだまだこれからって考えて間違い無いですね。
試合が終わった後のインタビューも初々しくて良かったです。
これから要チェックの選手がまた一人現れましたね。
2017PRGRレディス結果
1位 -7 ジョン・ミジョン
2位 -7 藤崎莉歩
3位T -6 カン・スヨン、キム・ハヌル
5位T -5 大山志保、青木瀬令奈、金田久美子、笠りつ子
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