200ヤードショットのクラブ探し。今回はテーラーメイドのM2フェアウェイウッドを試打できましたので、口コミ評価・試打レビューをします。
テーラーメイド(TaylorMade)M2フェアウェイウッド 口コミ評価・試打レビュー
テーラーメイドのメーカーホームページよりM2フェアウェイウッドの特徴を調べました。
テーラーメイドM2フェアウェイウッドの概要
すべてが、パワフル。進化したマルチマテリアル構造の採用で飛距離性能と寛容性が高まった新M2フェアウェイウッド。
ソールやトゥ側デザインに採用した「ジオコースティック・デザイン」が高い寛容性を実現。
チタン部分とグラファイト・コンポジット部分が共に進化したマルチマテリアル構造。
新開発スピードポケットにより前作よりも反発力が向上、新フルーテッドホーゼルで高弾道を実現。
飛距離性能と寛容性が向上
ヘッド体積アップや新開発スピードポケット、フェアウェイウッド初のインバーテッドコーンテクノロジーフェース採用。進化したフルーテッドホーゼルにより、飛距離性能と寛容性が高まった。
いろいろと新搭載されたテクノロジーが詰まっています。ホーゼルってシャフトとヘッドをつなぐ部分ですが、この部品の進化で飛距離性能と寛容性って高まるものなのでしょうか?
3番15度、5番18度、7番23度の3種類の設定があります。打ちたい飛距離によってほしい番手も変わってきますが、200ヤードが欲しい場合は5番ウッドですね。
純正カーボンシャフトのTM1-217のS,SR,Rと、FUBUKI V60の2種類のシャフトが用意されています。
純正のM1-217はSシャフトで51gです。かなり軽めですね。ちなみにテーラーメイドM1フェアウェイウッドの純正シャフトのM1-117はSシャフトで54gあります。ここはテーラーメイドの研究の結果M2は軽いシャフトのほうが良いという判断なのでしょうか。
FUBUKI V60は64gで中調子。完全にハードヒッター向け仕様です。白いシャフトがかっこいいですね。M2フェアウェイウッドはクラウンが白と黒のデザインですので、よく似合いそうです。
テーラーメイドM2フェアウェイウッド口コミ評価・試打レビュー
試打クラブはテーラーメイドM2フェアウェイウッドの純正カーボンシャフトM1-217のSシャフト5番18度になります。
まず、M1との違いはM2にはドロー・フェードの弾道調整ウエイトが搭載されていません。そのかわりにソールがあっさりしててすっきりしたデザインになっています。今どきのメカメカしたデザインが好みでない方にはこちらのM2の方が愛着が沸くのではないでしょうか。
私のスペックは身長165㎝、体重55㎏、ドライバーヘッドスピード43m/sくらいでドライバーの飛距離230ヤードくらいです。小柄、非力な部類に入ってしまう人間のインプレになります。
構えた感じはM1フェアウェイウッドと同じ感じです。白いデザインが方向性を定めやすくしてくれてます。黒い部分はカーボン柄になっており、ちょっとしたオシャレ個性を感じます。
ワッグルした感じのシャフトのしなりはM2フェアウェイウッドのほうが軽く柔らかい感じでしょうか。M1同様ちょっと頼りない感じが否めません。
10球ほど試打した結果、最大飛距離は205ヤード、ヘッドスピード40.3m/sでした。偶然かもしれませんが、M2の方が飛んでます。
打感はM2と同じで金属音で「キーン」という音です。芯を食ったときはなかなか爽快です。
ヒールめに当たったり、トップ目に当たった時には打感はかなり変わって「あ、ちょっとミスった」というのがわかります。それでも飛距離は180ヤードは出ていたのでフェースの許容性は高いです。
M1のウェイト調整機能を真ん中にした時よりも、M2の方がつかまりは良さそうです。持ち球がストレートの私でも、ナイスショットのときは高めの弾道でややドローでした。
シャフトが柔らかい分、タイミングもドンピシャで合えばすごくいい球が出ますが、ちょっとタイミングを外すと左や右へミス通りに飛んでいきます。しかし、昔のヘッドと違ってどこまでも曲がっていく感じではなく、左右へのミスはある程度抑えてくれている感じがします。
テーラーメイドM2フェアウェイウッドは構えやすく、打ちやすく、優しいウッドです。ドロー、フェードが一定している人やメカメカしたヘッドが好きでない人はM1よりもM2がいいのではないでしょうか。
私は色々遊んでみたいので、弾道調整ウェイトが付いているM1を選びます。
いずれにしてもいいクラブです。
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