180ヤードショットのクラブ探し。今回は2017年9月に発売されたブリヂストンTourB JGR HYユーティリティの試打をしてきましたので、レビューします。
BRIDGESTONE(ブリヂストン)TourB(ツアーB)JGR HYユーティリティ 試打レビュー
ブリヂストンのメーカーホームページより、TourB JGR HYユーティリティの概要をしらべました。
ブリヂストンゴルフTourB JGR HYユーティリティの概要
飛距離性能を追求したキャリーで狙えるユーティリティー。
Technology テクノロジー
BOOST WAVE CROWN
クラウンをウエーブ状にたわませることで初速と打ち出し角をさらにアップ。
・高強度HT1770M薄肉フェース
・WAVE POWER SLIT
・POWER SLIT
番手は3番19度、4番22度、5番25度、6番28度、7番31度となっています。ラインナップが豊富ですね。
シャフトはカーボンが2種類で純正のJGRオリジナルTG1-HY、Air Speeder G for UtilityスチールがN.S.PRO MODUS TOUR105、N.S.PRO 950GHの2種類あります。
自分のスイングとパワーに合せてシャフト選択が可能です。
BRIDGESTONE(ブリヂストンゴルフ)2017モデルTourB(ツアーB)JGR HY ユーティリティの飛距離と口コミ評価、試打レビュー
試打クラブは4番22度、シャフトは純正のJGRオリジナルTG1-HYのSフレックスとスチールのN.S.PRO MODUS TOUR105のSフレックス、2本を試打させてもらいました。
私は慎重165cm、体重55kg、ドライバーヘッドスピード43位、スコア90~100位のアベレージゴルファーです。
まずは純正カーボン装着モデルから試打しました。クラブのスペックは343g、バランスD0、シャフト重量63g、トルク3.9の中調子のユーティリティです。
クラブを持った印象はクセの無い形で構えやすいですね。クラウンとフェースの境目がはっきりしてて構えやすいです。クラウンにある模様が方向を定めやすいようにしてくれてます。
グリップを握ってワッグルした感じではユーティリティにしては結構しなります。ウッドの下の番手と考えるなら良い繋がりですが、アイアンの延長と考えるならちょっと頼りないかもです。
アドレスを取って構えてみると、スッキリ構える事ができます。フェースがかぶることも無く、開くことも無く真っすぐです。ちょっと洋ナシ形に見えますがトゥ側が盛り上がっているように見えます。
実際に打ってみました。高さは出やすいクラブです。芯に当たった時は柔らかい打感でパシッて音です。ちょっと左に行きやすいかな。つかまりが良いのだと思います。
飛距離は結構出ます。10球くらい打った中で一番良い数値が204ヤード、ヘッドスピード39.1m/sでした。球筋は真っすぐ出てややドローで左より。スライスよりもフックが怖い性格でした。
次にスチールシャフトのN.S.PRO MODUS TOUR105のSフレックスを試打させてもらいました。クラブスペックは377g、D1、シャフト重量が106.5g、トルク1.9の元調子です。
シャフトがスチールになっただけで別のクラブになった印象です。
カーボンだと球が上がりやすく、左に曲がりやすかったですが、モーダス105の場合、低めの弾道で右寄りの球が出やすくなりました。ドライバーのヘッドスピードが43位の私には少しハードなシャフトなんでしょうか。いつもよりちょっと早め、力み目で打ったらいい球が出ました。
飛距離は一番いい計測値で197ヤード、球はストレート、弾道はカーボンシャフトに比べて2割位低い弾道でした。カーボンの方が飛距離は出ますが、球筋が安定せず、モーダス装着は飛距離は出ないが球筋はおおむね安定してました。自分にとってどちらが良いかは悩みどころですね。
どのシャフトを選択してもヘッドの性能が良いのである程度ミスヒットしても飛距離はそこそこ稼げます。
先に新JGRのドライバー、フェアウェイウッド、を試打しましたが、いずれも優しくて良いクラブでした。全部JGRで揃えたらお値段はどうなるのでしょうか。。。
試打させてくれたショップさんありがとうございました。
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