180ヤードショットのクラブ探し。今回は2017年7月にデビューしたばかりの本間ゴルフ「TW-Uユーティリティ」の試打レビューです。
ホンマゴルフ TW-Uユーティリティ 口コミ評価・試打レビュー
HONMAGOLF TW-Uユーティリティの概要
シャープなヘッド形状でありながら、女子プロ・熱意系でも”使える”優しい機能を備える
ちなみに「熱意系」ってどんな人でしょう。。。
ヘッドの長さをやや短めにすることにより、操作性能が向上。
ヘッド形状を高く短くし、アイアンセットとのつながりに違和感が出ないシャープな形状。
ここ最近のユーティリティと比べると、ロフトが1番手寝ていますね。ロフトを立てて飛距離を稼ぐっていう考え方よりも、私はこちらの方が好感が持てます。なぜなら私の使っているアイアンはちょっと古めで5番アイアンが27度ですので。
180ヤード前後を打ちたいので、私のヘッドスピードでは3番21度かなと思いますが、クラブセッティング上4番24度も入れたくなります。
純正設定のスチールシャフトのスペックです。N.S.PRO MODUS3 TOUR105です。100g台のスチールシャフトで元調子のシャフトです。一番多いのはNSの950GHかと思いますが、それよりも若干ハードスペックです。さらに、950は中調子なので元調子だとある程度ぶっ叩きにいけますね。
ホンマ TW-Uユーティリティ 試打レビュー&口コミ評価
試打したクラブは3番21度、スチールのモーダスとカーボンのVIZARD両方試打させてもらえました。さすが本間ゴルフの正規ショップです。
参考までに私のスペックを晒しておきます。身長165cm、体重55kg、ドライバーヘッドスピード43m/s、ドライバー飛距離230ヤード、平均スコア90~100の典型的なアベレージゴルファーです。
まずはカーボンから試打しました。グリップを握ってワッグルした感じは「ほんとにカーボン?」っていうくらいしっかりしています。飛び系カーボン特有のユルユルかんがほとんどありません。
構えた印象はベリーグッド!アイアンの延長でユーティリティが欲しい人にはいい顔でとても構えやすいです。今どきの飛び系簡単系アイアンよりもシャープで小顔で構えやすいです。
ユーティリティ特有のボテッっとした感じもほとんど気になりません。まぁ、普段マッスルバックなんか使用している人にとっては違う感想かもしれませんが。
実際に何球も試打させてもらいました。打感はさすが軟鉄鍛造ユーティリティです。柔らかい打感で芯を食ったら大変気持ちよく「カツっ」という打音で飛んでいきます。
一番いい計測値で191ヤード飛びました。飛距離もなかなかです。
次にスチールのモーダス105を試打しました。
グリップを持ってワッグルした感じ、カーボンより若干重くてしなりが少ないかな?という感じで差をあまり感じません。やはりカーボンがハードスペックに設定しているせいでしょう。
実際に打ってみました。私程度の体力でもN.S.PRO MODUS3 TOUR105のスチールでも全く問題ありません。カーボンよりスチールの方が約0.5インチ短いおかげでしょうか。左右のばらつきもスチールの方が少なく、飛距離も打球の高さもほぼ同じく190ヤードでした。
やさしさに関しては、芯を外すと気持ち悪い感触がちゃんと伝わってきます。ですので、ウッド型の超易しい系よりはしっかり操作できるユーティリティです。それでも大きな曲がりや極端な飛距離ロスにはなりません。3番21度で明らかにトップ気味のミスショットでも150ヤードから160ヤードは距離を稼いでくれてました。
ソールの抜けもよく、練習マットの上ですが、若干噛み気味に入っても10ヤードくらいの飛距離ロスで済んでます。これは実践では大いに助かりますね。
私の普段使いのアイアンがNSの1050GHなので重さもほとんど同じです。違いは1050が中調子でモーダス105が元調子。私にはその違いは分かりませんでした。
普段のアイアンは950の人はカーボンを、それよりハードスペックの人はカーボン、スチールどちらでも好みで合わせられると思います。
また、カスタムシャフトの設定も多く、この世に存在する大体のシャフトをオーダーで刺してくれるそうです。さらに、±1度くらいでしたらライ角調整も可能だそうです。つかまらない、つかまりすぎるの調整もできます。
私の場合、当然腕のせいも大きいですが、ウッド型のユーティリティは捕まり重視過ぎて左引っ掛けが多いのです。けっこう同じ悩みを抱えている人もいると思いますが、ウッドよりもアイアンの方が得意な人、アイアンと同じ感覚で振りたい人、小顔が好きな人には本当に良いクラブでした。
ウッド型ユーティリティが苦手という人にはぜひ試してほしいクラブです。
コメント