200ヤードショットのクラブ探し。今回はプロギアシリーズ第2弾、NEWeggフェアウェイウッドの試打レビューです。
PRGR(プロギア)New eggフェアウェイウッド口コミ評価・試打レビュー
PRGR(プロギア)New eggフェアウェイウッドの概要
新複合ヘッドが、ルール限界の高初速を実現。ヘッド全体をたわませ、飛ばす。
赤エッグフェアウェイの新複合ヘッド※1は、クラウンに低剛性のCFRPカーボンを採用。軽量、設計自由度の高さを活かし、ヘッドの低重心化をさらにすすめた。またCFRPクラウンは、金属に較べ柔らかく、インパクト時にクラウンがたわむので、高打出し・低スピンのボールが生まれる。ソールには、ブリッジウェイト構造※2を採用。ソールにもたわみを生じさせ、最大たわみ量がアップ。ヘッド全体が強く弾く、高初速フェアウェイウッドだ。
クラウンに採用したCFRPカーボン素材は、従来のCFRPに比べ、柔らかく、整形性に優れているので、独創的なヘッド形状にも対応できる。
フェースの長さ、ヘッド幅がやや小さい、小ぶりで抜けの良いヘッド。フェースハイトを高く、高初速エリアを広げるモーフィングフェース設計
フェース周辺の変形も活用することでフェース最大たわみ量20%アップ
シャフトはM-43(S相当56g)、M-40(SR相当52g)、M-37(R相当50.5g)、M-35(R2相当47g)の4種類がラインナップされています。
トルクはSで5.3になりますので、しなりはやや多めのシャフトでしょうか。
クラブ総重量を見るとSシャフトの3番ウッドで309gですのでかなり軽量の部類に入るクラブです。
プロギアNew eggフェアウェイウッド口コミ評価・試打レビュー
試打クラブは5番ウッド18度のSシャフトになります。
私のスペックは身長165cm、体重55kg、ドライバーヘッドスピード43m/s、ドライバー飛距離230ヤードくらいの典型的なアベレージゴルファーです。果たしてこのクラブは私に合うでしょうか。
まず見た目から。特徴的なヘッド形状です。一時期流行って、現在は姿を消しつつある異形モデルです。クラウンの凹みは好みが分かれそうです。もしシンプルなデザインが好きな人がこのNew eggフェアウェイウッドがぴったりハマったら3日3晩購入を悩むであろう、そんな個性的なヘッドです。
グリップをもってワッグルした感じは適度な重量感、適度なしなり感があって意外と普通です。
構えた感じはこの特徴的なヘッド形状が好きか嫌いか。私は別に嫌ではありません。クラウンはフェース後方の黒く塗装されている部分とグレーの部分の境目がうまく方向を合わせやすいデザインになっています。大きさは気持ち小さくも感じますが安定感のある顔です。
実際に打ってみると、球は上がりやすいです。ロースピンでかなり飛びは良さそうです。ミスにも寛容で、多少芯を外しても打感も変わらず、飛距離も変わりません。ショップの試打コーナーで打っていると、ちゃんと打てているのか、芯を外したのか、こすったのか、引っ掛けたのか、良く解りません。良く言えばミスに寛容で優しい。悪く言えば打感がボヤケてる。そんな感じです。
打感は弾き感が強いです。キン!という個性的な形モデル特有の打音です。でも、打ってる感じが強くて気持ちいいです。ウッドなのに柔らかすぎる打感よりは私はこちらの方が好きです。
ショップの計測データではヘッドスピード40.3m/s、飛距離206ヤードでストレートに飛び出してから軽いドローでした。つかまりは良いクラブのようです。ただし、インテンショナルにスライス、フックを打ち分けたい上級者には物足りないクラブかと思います。
スコア90~110くらいのアベレージゴルファー、奇抜な形が好きな人、普通のクラブじゃ物足りない人、とにかく簡単に優しいクラブで飛ばしたい人には抜群に良いクラブだと思います。
コメント