スポンサーリンク

【仕事→うつ病→休職→退職→傷病手当】うつ病と休職編

うつ病の診断と有給休暇と休職

前話→【仕事→うつ病→休職→退職→傷病手当】逃亡生活編

 

無事に自宅に帰ってきました。

月曜日に失踪して、帰ってきたのが金曜日の夜中。4泊5日の逃亡生活だった。

彼女に対して申し訳ない気持ちと、死ねなかった自分のヘタレさに押しつぶされそうだった。

それでも私は今回の経緯を語った。

私が無事に帰ってきたと連絡すべき人間には全て彼女が対応してくれた。

警察に家出届を出したのも彼女主導で両親が行ったそうだ。

私の会社にも殴り込みに行ったらしい。両親と彼女が応接室に通され、直属のトンデモ上司は一切顔を出さなかったそうだが、その上の役員は涙目で今回の私の件で謝っていたそうだ。

明け方近くなってようやく布団に入った。5日ぶりの自宅の布団は素晴らしく寝心地が良かった。

しかし、考えなければならない大問題がある。明日からどうやって生活すればよいのか。

心療内科の受診と傷病手当

翌日の土曜日、彼女は私の精神状態がまともではないということで、近場で通いやすい心療内科を探してくれた。

土曜日は休みだが、日曜日は診療しているということで、その日に予約を入れた。

休診日でもクリニック宛の電話を自分の携帯に転送して対応してくれるなんてなんていい先生だ。

診療当日、私は今回の件をありのまま医師に話した。

結構本格的な検査をした結果、私に与えられた病名は「うつ病」。

・死にたい

・なにもしたくない。(出来ない)

・食事が喉を通らない(嘔吐)

・睡眠異常

この4点セットで医師の検査に問題なければ、ほぼうつ病と診断されるらしい。

栄養が極端に少ないということで点滴を受けたら少し元気になった気がした。

そして、この心療内科を最初に受診したことがラッキーだったと思った

心療内科としてのカウンセリングはもちろん、傷病手当金についての詳しい手続き方法を医師が伝授してくれた。

・現在、会社に在籍していること。

・社会保険の被保険者期間が1年以上あること。

・休職期間を受けられること。

現段階では全てクリアしている。医師の話によれば、毎月の月給が25万なら日額5500円くらい貰えるとのことだった。1カ月で考えれば何とか生活できる金額だ。

受給期間は最長で1年6カ月。ゆっくりと病気を治して新しい仕事が探せるだろうと。

まず、医師は会社向けに診断書を発行してくれた。内容はうつ病により、本日より就労が不可能であるということ。

これを会社に提出すれば大手を振って会社を休めることだろうとお墨付きをもらった。

さっそく会社に郵送し、今後について話し合った。

会社と話した結果は、今ある有休休暇を全部消化し、6カ月の休職期間を設けることだった。

これは会社の規定だそうだ。休職期間中に会社に復帰できそうならぜひ戻ってきてほしいとも。

アホぬかすな。んなわけねーだろ。なんで私がこうなったんだ。お前の会社なんか戻るものか。

本心はそうだったが大人しく「ありがとうございます。治療しながら考えます」と言っておいた。

この時は正直不安だった。「ほんとにそんな救済システムを行政で用意してくれているのだろうか?」しかし私が縋るのは医師しかいない。私は医師を信じることを決めた。

 

続く【仕事→うつ病→休職→退職→傷病手当】傷病手当支給編

コメント