2017年アクサレディス、若林舞衣子がツアー3勝目
2017年3月24日~3月26日の3日間、宮崎県UMKカントリークラブで開催されたアクサレディスゴルフトーナメントは若林舞衣子がホールインワンを含む6アンダーで最終日をラウンドし、2012年の西陣レディスクラシック以来5年ぶりの優勝でツアー3勝目を飾りました。
初優勝が期待され、好位置から最終日をスタートした川岸史果と柏原明日架は大会を大いに盛り上げてくれましたが、絶好調の若林に一歩及ばず初優勝には届きませんでした。
首位からスタートの川岸史果は2打差の3位タイ
今年プロデビューの川岸史果、最終日首位で最終組でのラウンドでした。
今年初戦から常に上位キープしている大型ルーキーで現在賞金ランク4位の川岸史果。
初優勝が期待されましたが2バーディ、2ボギーと思うようにスコアを伸ばせず最終日はイーブンパーでトータル7アンダーで3位タイでした。
新人とは思えない堂々とした雰囲気で初優勝も間近かと思います。
もう一人の首位からスタートの柏原明日架も2打差の3位タイ
この選手、私は個人的にファンです。
たまに上位に顔を出すけどなかなか優勝までは届かない。
そんな選手の初優勝で涙のインタビューがゴルフファンの醍醐味ですね。
宮崎県宮崎市出身で地元開催の今大会はかなり気合入っていた様子です。
そこに来て最終日最終組。
地元の応援を背負うプレッシャーは相当なものだったでしょうね。
序盤の3番でバディー先行するも6番のダブルボギーが痛かったですね。
そこから一進一退を繰り返して本日イーブンパー。
トータル7アンダーで3位タイ。
まだまだこれからもチャンスは訪れるはず!頑張って!!
3アンダー7位タイからスタートの森田遥、5つ伸ばして2位
今大会はノーマークかな?と思われた森田遥。
6バーディ、1ボギーで5つ伸ばして堂々の2位。
爆発力と集中力がすごいです。
今大会上位の森田、川岸、柏原はまだツアー未勝利ですね。
今日の試合を見ていると、3人ともそのうち優勝するんだろうなぁっていう安定感がありました。
圧巻のホールインワン!若林舞衣子が復活優勝
今大会を制したのは2番でホールインワンを達成し、さらに5バーディ1ボギーで今日だけ6アンダーの若林舞衣子でした。
森田遥と同じく3アンダー7位タイからのスタートで1番をバーディとし次の2番パー3。
カップのかなり手前にバウンドしたボールはカップに吸い込まれるよう転がってホールインワン。
逆にエースが出るとその後調子を崩す選手も多いようですがその後もスコアを伸ばし続け、最終日は6アンダー、トータル9アンダーでクラブハウスリーダーでホールアウト。
そのあとはだれも追いつけずにそのまま大逆転優勝となりまいした。
今年から選手会長の立場にあたるミーティング委員長を務めているそうです。
各大会前後には大会委員会やスポンサーとの打ち合わせなど、試合だけに集中できない環境になるそうですが、逆にそういった責任もプレーに良い影響がでるのでしょうか?
今年は4戦が終わって日本人プロ対韓国人プロの対戦成績は2:2になりました。
これからも日本ツアーを盛り上げるには、今大会のように日本人のプロがどんどん優勝争いをして盛り上げてほしいですね。
2017アクサレディス結果
優勝 -9 若林舞衣子
2位 -8 森田遥
3T -7 川岸史果、柏原明日架、ジョン・ミジョン
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