アーノルドパーマーってどんな人?
1955年にプロツアーに参加し昨年の2016年9月に亡くなりました。
現役生活プロで95勝、PGAツアー62勝、メジャー7勝を収めている伝説のプロゴルファーです。
たくさんある逸話の中でも多く取り上げられるのは、1961年、1962年と2年連続で全英オープンを制覇した話です。
当時の全英オープンはアメリカからの距離や賞金の少なさもあり、アメリカでは全英オープンを軽視する風潮になっていました。
それでもパーマーはゴルフ発祥の地を重んじ、全て自費で参加を続けました。
当時のイギリスでは無理せず刻んで確実にパーを取るプレースタイルが主流でしたが、パーマーは刻んでパーセーブすることをせず、果敢にグリーンを狙っていく攻撃的なプレーがイギリスでも人気を博しました。
その中で2連勝という実績を挙げ、アメリカはもとより、世界中に全英オープンの復権に大きく貢献したプロゴルファーと言われています。
歴代優勝者は
残念ながら今年は出場を見送ることになったタイガーウッズは4回優勝しています。
一昨年はマット・エブリーが連覇しています。
他にもアーニー・エルスやビジェイ・シンが歴代優勝者に名を連ねています。
去年はジェイソン・デイが優勝し、世界ランク1位の足掛かりとなりました。
開催コースはフロリダ州オーランドのベイヒルクラブ&ロッジ
2007年よりアーノルドパーマー・インビテーショナルとして開催されています。
7,381ヤード、パー72でアーノルドパーマーが監修したコースです。
ちょっと狙いを外すと必ず池が待ち構えている難コースです。
しかし、池を恐れず果敢に攻めていかなければ優勝争いには食い込めない大会です。
パーマー自身のプレースタイルでもある攻撃性に正確性をプラスしなければならない、見ごたえのある大会になります。
優勝賞金は?
賞金総額 870万ドル
優勝賞金 約113万ドル
通常優勝者には2年シードが与えられますが、今大会優勝者は3年シードが与えられます。
フェデックスポイントは500ポイントが優勝者に与えられます。
松山英樹は優勝候補予想5位
PGAツアーでパワーランク(優勝候補予想)が発表されました。
松山はなんと強豪揃いの中で5位と予想されています。
まぁ、現在世界ランク4位なので当然といえば当然ですが。
ちなみに、1位ローリーマキロイ、2位ヘンリック・ステンソン、3位ジャスティン・ローズ、4位リッキー・ファウラー、5位松山英樹、6位ジェイソン・デイとなっています。
松山英樹は昨年秋からの好調で世界ランク4位となっていますが、常に一桁順位をキープしていなければあっという間に世界ランクは後退してしまいます。
マスターズに向けて弾みをつける為にも優勝目指して頑張ってほしいですね。
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