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ゼクシオ12ドライバー クチコミ評価・試打レビュー

もうけっこう前になりますが、ダンロップ新作ゼクシオ12シリーズが店頭に並びましたね。ゴルフショップで試打会やってましたのでレビューします。

XXIO12ドライバー 口コミ評価・試打レビュー

ひとりでも多くの人に、様々なゴルフの魅力を楽しんで欲しい。
EXPERIENCE THE DIFFERENCE~ 経験できない体験を。~

ホームページを見るからにダンロップのゼクシオ開発陣の本気度が伝わってきますよ。長文ですが下記に引用します。

〝姿勢の乱れ〟を自ら正すヘッドが、よりよいインパクトへと導く
初のモデルチェンジを迎えた『ゼクシオ エックス』(以下、エックス)と、その名の通り初代から数えて12代目モデルとなる『ゼクシオ 12(トゥウェルブ)』(以下、12)。その開発は、やはりコンセプトをしっかり固めることからスタートした。
「ゼクシオのゴルフクラブの歴代モデルは、代々〝飛び、打ちやすさ、爽快感〟を謳ってきました。今回もそこは変えないとして、後者の2つは感性に関わる、それこそが他社製品と差別化できるゼクシオのユニークな部分なので、まずはそこをしっかりすり合わせました。そうして決まったのが、〝振りぬける安心感で、一度打ったらやめられない。また次の1球が打ちたくなる〟というコンセプトでした」
と、今回、商品企画を担当した佐藤 弘樹は語る。
〝1球目からナイスショット〟。これはゼクシオが初代から目指してきたコンセプトであり、これには、遠く、まっすぐ飛ばすだけでなく、ゴルファーに気持ちいいと感じてもらうことも含まれる。新しいエックスと12は、飛距離、方向安定性といった基本性能は進化させつつ、気持ちよさを踏襲することをめざした。
では、「振りぬける安心感」を実現するために、NEWゼクシオシリーズのドライバーヘッドはどんなことから着手したのだろうか。
それについて、商品開発を担当した水谷 成宏は次のように話す。
「これまでのゼクシオのドライバーというのは、他社品にくらべ長くて軽く、基本的にはヘッドスピードを上げて飛ばそうという構造になっていました。ただ、一方で、力が入ったときにはどうしてもヘッドがブレる、暴れてしまうことが課題として挙がっていました。そのため、これまでにも、いかにインパクトの条件をよくするかということを考えてきたのですが、今回はそれをヘッド単体としてできないかという着眼点で開発をスタートさせました」
そこから開発陣は、自社、他社を含めた数多くのドライバーのヘッドをさまざまな視点から検証した。そして、ひとつのアイディアとして、クラウンの一部を張り出させるという案が出された。
張り出させるなら、最適な位置はどこか? 重心や打球音への影響は? 試行錯誤の末に生まれたのが、クラウンのヒール寄りに設けられた「ActivWing(アクティブウイング)』(以下、AW)だった。
「アベレージゴルファーの多くは、切り返し後のダウインスイングの前半に余計な力が入ってしまい、遠心力の影響でトゥが垂れたり、フェースが開いたりします。インパクトが乱れるのは、そうした複雑な動きが原因なのですが、AWは、空気の流れを受け止め、コントロールすることで、フェースを安定させ、よりよい条件でインパクトを迎えやすくします」(水谷)
これまでゼクシオは、シャフト、グリップを含めたクラブ全体でゴルファーの身体に働きかけて、スイングの軌道を修正するなどの革新的な技術を生み出してきた。それに対しAWは、身体の動きやスイングに多少問題があっても、ヘッドが自身の姿勢の乱れを正すという、一歩進んだ新しいテクノロジーと言える。
「当たり方がよくなって飛距離につながれば、〝強く振っても大丈夫〟というマインドが生まれ、〝振りぬける安心感〟というコンセプトにつながります。〝まっすぐ飛ぶ〟と思えれば、安心感が増してどんどん振れるし、気持ちよさが生まれます」(佐藤)
ヘッド自体がその動きを制御するAW。実験では、AWを設けないヘッドとくらべ、打点のバラつきが17%、フェース角のバラつきは23%も低減した。芯でとらえる確率がそれだけ高まることで、ボールスピードは大幅にアップするのだ。
佐藤 弘樹(さとう・ひろき)
ゴルフビジネス部 ゴルフクラブビジネスグループ 2008年入社。海外物流やゴルフグローブなどの販売企画などを経て、2018年よりゼクシオのゴルフクラブの商品企画を担当。
水谷 成宏(みずたに・なるひろ)
商品開発部 クラブ技術グループ 2009年入社。以来、一貫してドライバーのヘッド開発に従事。最初に担当したのは7代目ゼクシオで、途中、スリクソンを挟み、10代目より再びゼクシオを担当。

ミスヒットに強く、高反発を生み出すゼクシオ版リバウンドフレーム
ヘッドの動きを正し、インパクトでの条件を向上させるAW。設けられた位置が、アドレスでの見え方に影響するクラウン部ということで、カラーリングなどのデザインも慎重に進められた。
「開発部の中で凸状にすることが決まったことを受けて、それならば、より目立たせるべきか、あるいは周囲に馴染ませるべきなのか、デザイン企画内部でさまざまな検討をしました。凸部の仕上げを変えてみようかというアイディアも出たのですが、最終的には、やはり構えた時に不自然ではない、けれども、そこに突起があることがわかるようなデザインにできたかなと思っています」
デザイン企画チームの一員として、NEWゼクシオシリーズのデザインを担当した岡部 敏子はそう話す。ただ、エックスと12のAWは、形状は同じだが、それぞれ異なるデザインを採用。エックスは、V字状のグリーンのラインが印象的で、これはソールにも配置されている。
「どんな色がいいのか、社内で意見を募ったところ、グリーンが〝若々しくていい〟〝躍動感がある〟と高い評価を得ました。また、目にもつきやすいことから、初代のオレンジとはまったく違うグリーンを採用しました」(岡部)
AWが、ヘッドの姿勢の乱れを正し、理想的なインパクトを実現するのに対し、ヘッドの反発を高めることで大きな飛びにつなげる構造が「リバウンドフレーム」(以下、RF)だ。
RFは、アスリートゴルファー向けモデル「スリクソン ZXシリーズ」に初めて搭載され、今年マスターズ制覇を成し遂げた松山 英樹プロにも高く評価されているダンロップ独自の技術。フェースからソールにかけて「軟・剛・軟・剛」と剛性の異なる4つの層を組み合わせることでフェースとボディを大きくたわませ、高いボール初速、ひいては大きな飛びを生み出す。
「ただし、新しいエックスと12に採用したのは、スリクソンのRFに設計面で工夫をこらしたものです。それは、両者のターゲットの違いに由来します」(佐藤)
スリクソンの場合、フェースが比較的ディープで、ユーザーについても、打点のバラつきが少ないゴルファーを想定しているため、ボディとの溶接部はフェース面上にある(開口フェース)。
一方、ゼクシオの場合、重心を低く設計するためにシャローヘッドにしてきたことに加え、ユーザーの打点のバラつきに対応するために、まずスイートエリアを広くしないといけないという大前提がある。シャローでも広いエリアを確保するためには、オフセンターヒットに強さを発揮するカップフェースの採用が欠かせない。
「ただ、従来のカップフェースは、〝軟・軟・剛・剛〟という構造になっていて、溶接部は一つ目の剛の位置にありました。溶接部はどうしても硬くなりやすく、それはやむを得ないのですが、本来なら軟らかくしたいところが硬くなっていたため、反発をロスしていたのです。そこで今回、エリアの広さというカップフェースのメリットを最大限に生かし、〝軟・剛・軟・剛〟という構造にするために、溶接部をフェースの近くに移すことで剛の部分をより硬くして、RFとしての性能のアップとエリアの広さを両立できたのです」(水谷)

シャフト脱着機能としっかり感が増したシャフトで新ユーザーを狙うエックス
アクティブウイングとゼクシオ版リバウンドフレームという2つの革新的な技術を組み合わせることで、大きな飛びを生み出すゼクシオのNEWドライバー。ここからは、それぞれのモデルについて見てみよう。まずはエックス。そもそもどんなゴルファーをターゲットに想定しているのか。
「ミスを小さくしてくれるなど、クラブのサポートを望んではいるものの、気持ちよく、思うがままに振りたいゴルファーです。つまり、ある程度体力があるゴルファーになりますが、まだゼクシオを使ったことのないゴルファーにもぜひ使って欲しいモデルです。」(佐藤)
前作からの大きな変更は、シャフト脱着機能「QTSスリーブフィッティングシステム」(以下、QTS)をゼクシオとして初めて搭載したこと。その是非については、社内でもかなり議論したという。
「今回も、クラブ全体で高いパフォーマンスを発揮するというゼクシオ伝統の考え自体は変えていません。とはいえ、海外ブランドモデルを筆頭に、脱着式に慣れているゴルファーは多いと思います。市場を見ると、脱着式モデルを買っても純正シャフトを選ぶユーザーが多いのですが、他のシャフトも試してみたいと考えるゴルファーが多いのも事実。それに、試打計測システムが発達し、複数のシャフトを試すのが当たり前になりつつあります。角度調整機能も含め、様々な選択肢がある中で、エックスを選んでいただくためには、やはり脱着機構があったほうがいいというのが、エックスにQTSを採用した大きな理由です」(佐藤)
ゼクシオ未経験のさまざまなゴルファーに手に取ってもらうための仕掛けのひとつが、QTSと言える。そして、前作とくらべた時、わずかな違いではあるものの、大きな変更点と言えるのが、フェースの向きをスクエアにしたことだ。
従来のゼクシオは、つかまりをよくするためにクローズフェースが多く、初代のエックスもそうだった。実際、「構えやすい」「安心感がある」という声が多く聞かれたが、他社製品を見るとオープンフェースのモデルが増えてきているという。
「新しいエックスのフェースは開いていて、構えたら、ほぼスクエアに見えます。数値上はオープンになっています。これは、スクエア~オープンなフェースを使い慣れているユーザーが、違和感なく構えられるようにするための設計です」(水谷)
アクティブウイングには、打点のバラつきを抑える働きもあるが、それ以上に、しっかりつかまるスクエアなインパクトに導く効果が期待できる。新しいエックスをスクエアフェースにしたのは、そんなAWの効果があるからだ。
エックス用に新たに開発された「Miyazaki AX-2カーボンシャフト」も、〝思うがままに振りたいゴルファー〟というターゲットに合わせて変更が加えられた。
「初代のシャフトに対して、ユーザーから『純正シャフトとして物足りない』という声が聞かれた一方で、『振りやすい』とも言ってもらえました。ならばと、初代のいい部分を踏襲しつつ、しっかり感を持たせるために、いろいろな研究とテストを重ねました。その結果、初代より軽く、なおかつ硬くしました。ターゲットの想定ヘッドスピードも12シリーズより速く設定しています。」(水谷)
これも、〝ゼクシオ=ヘッドスピードがあまり速くないゴルファー向け〟という従来のイメージを払拭し、ユーザー層を広げるための変更と言える。

XXIO12ドライバーの飛距離と口コミ評価・試打レビュー

ゼクシオ12ドライバーのスペックはこうなっています

ロフトは9.5度、10.5度、11.5度の3種類ですね。クラブ長は45.75インチで一時の長尺ブームと比べると標準に戻ったんでしょうね。
バランスはD4です。かなりヘッドよりですね。ドライバーやFWの場合、ヘッドの遠心力を感じながら振った方が結果的にミート率があがって飛距離は伸びそうな気がするので個人的には良いと思います。

純正シャフトはネイビーとレッドがあるだけでスペックは一択みたいですね。個人的にはゼクシオドライバーってわりと年配者向けのイメージがあるので軽くて柔らかいシャフト設定しか無いイメージですが、ヘッドがとても秀逸だと思うので、アベレージ向けから上級ハードヒッター向けまであれば良いのにとも思いますが。

構えたらクラウン手前側の謎の出っ張りが気にならないと言えば嘘になります。これは空力を計算してこのようになったらしいです。

写真で見るとスクエアに見えますが、ちょっと被り気味な気がしますね。歴代モデルに漏れず、つかまり重視っぽいです。

打感は特別柔らかいって感じでもないですが、個性的な打音でもなく普通ですね。普通というと良くない意味に捉えられそうですが、違和感なくとても自然に打ち易いです。

シャフトスペックがMP1200カーボンのSでシャフト重量41g、トルク6.4でシャフト重量は約285gとのことでした。軽くてよく撓るシャフトですが暴れて安定しないという感じではないです。
こすったな~って感じでも大きくスライスはしないですね。引っ掛かり気味だと左に大きく曲がります。スライスよりひっかけのミスが多い人は難しいかも。
飛距離はわたしのヘッドスピードでもナイスショットのときは計測値で240ヤード超えてきます。飛距離性能は十二分に凄いと思います。
わたしのヘッドスピードが43台ということもありますが、力んでミスらなければ綺麗な高弾道で直進性も高いです。43以上のヘッドスピードがある人はカスタムシャフトにするしかないのかな。

以上素人レビューでした。

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