バルスパーチャンピオンシップ初日 石川遼の結果速報
3月9日から12日まで4日間、フロリダ州イニスブルックリゾート・カッパーヘッドコーで開催されているバルスパーチャンピオンシップの初日、石川遼が2アンダーの暫定24位タイでまずまずの初日を終えることが出来ました。
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右へ左へ林やラフを行ったり来たり
「なんでこのスコアが出たのか分からない」
と本人も言うほど今日はショットが安定していませんでした。
インスタートの10番、初っ端のスプーンで打ったティーショットを右の林に入れるところから本日の珍道中のスタートでした。
2打目は上手く木の間を抜いてフェアウェイに戻します。
上手く寄せてパーを期待したところで痛恨のアプローチミス。
スタートホールをボギーとしてしまいます。
続く11番のパー5、ティーショットはまずまずのところ、セカンドショットをグリーン右の深いラフ入れてしまいます。
ここで取り返すのは難しいかと思ったところに3打目のアプローチを見事なロブショットで寄せてバーディ。
速攻で取り返します。
13番パー3でボギーで一つ後退。
またいつものスリリングで安定感の無いゴルフでファンを楽しませてくれます。
18番ティーショットを左のラフへ。このコースは上がり3ホールが難しいと有名です。
しかし、上りの2打目をピン2mにつけナイスバーディー!
イーブンに戻して前半を折り返します。
後半に入って3番、4番で連続バーディを取って2アンダーにします。
その後は相変わらずティーショットを林やラフに打つことも多かったが上手くリカバリーしてボギー無し。
そのまま2アンダーで初日を終えることができました。
「ラフの方が許容範囲が広く開き直って打てる」
試合後にこんなコメントを残しています。
全盛期のタイガーウッズもこんな感じでしたね。
パー5のティーショットを隣のコースに打ち込んで隣のコースからの2打目をグリーンに乗せてイーグルなんてこのもありました。
もともとそのつもりで打ったのかどうか解りませんが、常にフェアウェイでミス無くゲームを進めることを目指すよりも、多少悪条件でも最悪の一歩手前を想定して打てば以外とベストに近い結果になることも多々あるんでしょうね。
たしかに、石川遼が日本で活躍してた頃も、優勝争いの終盤でラフや林やバンカーからのスーパーショットで起死回生なんてことは良くありました。
そのプレーの派手さも人気の一つであったことは間違いありません。
まだ初日が終わったばかりで24位ではファンとしては満足できませんが、明日も見どころ満載のゴルフを見せてほしいです。
2017バルスパーチャンピオンシップ初日
1位 -9 ジム・ハーマン
2位T -7 ラッセル・ヘンリー
2位T -7 ヘンリック・ステンソン
4位 -6 ジェームス・ハーン
5位 -5 シェームス・パワー
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