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アイアンのライ角調整

COBRA PRO-CBアイアンのライ角調整

みなさんはアイアンのライ角って気にしたことありますか?

私は今まであまり気にしていませんでした。真っすぐ飛ばないのはスイングのせいだと。ちゃんとスイングしてればボールは真っすぐ飛ぶものだと。

こないだ練習場に行ったときに、ちょっと構えた時にアイアンのトゥ側が地面と離れすぎているのでは?と気になってしまいました。

そこで、アドレス時の前傾を少し起こしてみたり、グリップを短く持ってみたり、ボールと体の距離を変えてみたりと、いろいろ試行錯誤しました。

ゴルフショップでアイアンに貼るシールを購入して、打点とソールの接地面を確認したりと、いろいろ改善しようとしているうちに、自分のスイングが解らなくなってしまいました。

ゴルフショップで買ったシールはこれです。

ダイヤ(DAIYA) ショット確認インパクトマーカー

このシールは球の打点とソールのどの部分が地面に当たっているか確認できるシールです。

私の場合、構えやすいようにアドレスしてスイングすると、概ねネック側にソール跡が付きます。その時にしっかり当たるとドローが出ます。ちょっとミスったような打感です。

上体を少し起こして、シャフトを短く持って、グリップを気持ち体から離してスイングするとソール全体にソール跡が付きます。その時にしっかり当たるとストレートボールになります。打感はしっかりと芯を食った柔らかい打感になります。

うーん。最近のアイアンは飛ぶって言うし、そろそろ買い替えの時期かなぁ。

アイアンを買い替える前にとりあえずライ角調整

普通の方なら、自然と構えて自然とスイング出来る方が精神的に楽ですよね。

私の使用クラブは、もう何年使用したか覚えていない位前に買ったコブラのPRO CBというアイアンです。ネットで調べたところ、鍛造軟鉄=FORGEDアイアンであればライ角調整は可能ということです。

しっかりとアイアンに「FORGED」という文字が刻まれていました。

地元の大手ゴルフショップで1本350円でライ角調整してくれるとのことだったので、早速行ってきました。

ライ角調整の重要性

私のアイアンのライ角はスペック表によると、#5が61.5度で、1番手ごとに0.5度フラットになっていきます。

ゴルフショップで実際に現状を計測してもらいました。

#5=60度、#6=61.5度、#7=62度、#8=61.5度、#9=63度、PW=63.5度でした。さすがアメリカンクラブ。メーカーの公表値と全然違う。#8に至っては#7よりフラットになってるじゃねーか。いい加減なんだなぁと思いつつ、ショップの人は「何年も使っているとちょっとづつ曲がるものですからぁ」と苦笑いしながらフォローしてくれました。

実際に試打しながらのライ角フィッティングは6000円でやってくれるそうでした。でも、現状ちゃんとしたスイングか解らない状態でフィッティングするのも気が引けるし、精神衛生上、数値が揃っていないと気持ち悪いタチなので、#5を59度にして、そこから0.5度刻みで調整をお願いしました。

実際にライ角が2度変わると、構えた時に、これだけ変わります。

調整前

 

 

 

 

 

 

 

調整後

 

 

 

 

 

 

写真撮るのが下手で申し訳ないのですが、調整後の方が、トゥと地面の間が狭くなっています。構えた時のトゥが上がりすぎの気持ち悪さも解消されました。

ライ角調整の効果

綺麗にライ角もそろった事で、さっそく練習場に行ってきました。

まずは7番アイアン。自然に構えた時の違和感がスッキリ解消されていました。

自然にアドレスして自然にスイングしてナイスショット!

芯を食った時にしっかりストレートボールです。気持ち、距離もちょっと伸びた気がします。

ショップで言われたのが、「ライ角をフラットにするとつかまりが悪くなる」でしたが、そんな感じは特にありませんでした。

ロングアイアンの方がライ角調整の効果がありました。今まで苦手としていた#5でストレートで推定170ヤード飛びました。このアイアンは古いアスリートモデルなので、#5でロフトが27度になります。今どきのアイアンの6番に相当します。私には十分な飛距離です。

ショートアイアンは引っ掛け癖が有りましたが、ライ角をフラットにして、つかまりが少し落ちた分、左のミスも少なくなった気がします。

いままでボールの行方はスイング次第と考えていましたが、ちょっとクラブのせいにしてみるのもいいかもしれません。

私は身長165cmで平均より低め、ワイシャツの袖は84cmがジャストと身長の割に腕が長めです。そんな私と180cmの人が同じクラブで合うわけないですよね。自分に合わせてクラブを調整するのは大事なことかもしれません。

ライ角調整。とても費用対効果の高いクラブ改造でした。

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