目標90切り!寄せワンを増やす練習方法
90切りということはボギーペース以下で回らなければなりません。100切りの壁と同様に90切りの壁もぶ厚く果てしなく高いもの。ここでは私が数えきれないほどのレッスン本やDVDをみて実践に役立つと思った練習法を紹介します。
アイアンの距離感を合わせる
球の高さを揃えれば距離感もあってきます。7番アイアンで150ヤードを打つにしても、高い弾道で止まる150ヤードと、低い弾道でランが出る150ヤードでは、打ち分けが出来なければ正確に狙ったところまでボールを運べません。なぜか8番アイアンよりも6番アイアンの方が高く上がるなんていう打ち方では、80台のスコアで回るのは不可能と言えるでしょう。
距離を打ち分けるには、振り幅を調整するのがセオリーと言われていますが、それには同じスピードで振るスキルが必要になります。
一方で、高さを意識してショットの練習をすれば、自然とクラブを振るスピードや力感が一定になり、距離に対する感覚も向上します。同じ番手でショットした場合、フルショットとスリークオーターショットの違いは、打ち出し角度は一緒ですが、フルショットした分、最高到達点が高く、飛距離が伸びるというスイングが距離感が合うショットと言えます。
球が上がりすぎるのは飛距離ロスや風による影響が大きいので、ある程度高さを抑えたショットが理想的です。低く打つために必要なのがハンドファーストのインパクトになります。手先ではなく、体の回転で、ハンドファーストに手首を固定して打つことで、一定の高さで距離感が合ってきます。
- 高さが揃う
- インパクトロフトが変わらない
- 手先を使わなくなる
その結果距離感が磨かれます。そうなれば安定感が増し、パーオンが増え、またグリーンを外しても簡単なアプローチが残り、寄せワンの可能性をアップさせられます。
インパクトの時、コックをほどいてヘッドを走らせるのではなく、シャフト全体を押し込むようにインパクトすればハンドファーストに打てて高さを一定にする練習になると思います。
アプローチを磨いて寄せワンを増やす
アプローチで狙ったところにボールを落とすには、振り幅や力加減に注目しがちです。しかし、フェースの開き具合も重要な要素です。これをコントロールできれば、さらに正確なアプローチショットの打ち分けが出来るようになります。
肩を縦回転でアプローチショット
左手一本で肩を縦回転に動かす練習をするとフェースの向きが安定します。さらに左肩をボールに向かって押し込むように打ちます。
フェース角度を保てば正確な距離が打てます。例えばキャリーで20ヤード打ちたいアプローチでも、少しフェースが開いただけで球が上がりすぎて大きくショートしてしまうものです。ですので、正確な距離を打つにはフェースの管理が大切です。
右手が強くなってインサイドに上げるとフェースは開きやすくなり、またアウトサイドに上げすぎるとフェースがかぶってゴロになりやすくなってしまいます。
フェース面を管理するには左手をしっかりと使い、腕ではなく肩の回転で打つことが大切です。前傾を維持しなければざっくり、トップのミスの危険もありますので、腹筋で前傾を維持しながら肩の縦回転でアプローチすることをお勧めします。
フェースのトゥで打ってランを出さない
バンカー越えのアプローチでピンが近い場合など、通常通りランが出ると大きくオーバーしてしまう場合が多々あります。そういうシチュエーションではフェースのトゥに当てて勢いのない死に球でアプローチショットをすることをお勧めします。
フェースの芯ではなくトゥに当てることにより、ボールは飛ばないので、緩まずにしっかり振ることが大切です。フェースを開いてロブショットするよりも、フェースを開かずにトゥにあてて死に球でランを殺した方が確実に大怪我する可能性は低くなります。
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