石川遼イーブンパー、52位タイで予選通過 2017バルスパーチャンピオンシップ2日目
フロリダ州、イニスブルックリゾート・カッパーヘッドコースで3月9日~3月12日に開催されているバルスパーチャンピオンシップに出場の石川遼は2日目を2オーバー、トータルでイーブンパーの52位タイでなんとか予選を通過しました。
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昨日より荒れたショット
前半の9ホールでパーオンしたのは9番のみ。
その中で2番、6番、8番でボギーとし、序盤から大きく後退してしまいます。
前半戦、唯一パーオンできた9番ホールで3mのバーディパットを決めて2オーバーで折り返し。
後半もショットが安定せず、11番のティショットで右サイドの林に当てる。
12番のティショットでは左サイドの林の木に当ててしまいます。
それでもパーで切り抜けたのは大きかったです。
14番パー5ではドライバーのティショットを左のラフへ曲げ、レイアップした2打目もラフ。
木がスタイミーになる3打目をインテンショナルスライスで6mのところへグリーンオン。
その6mのバーディパットを決めて1つ取り返します。
しかし、16番ではバンカーから見事に寄せた1mのパットを外しボギーとしてしまいました。
セカンドラウンドの結果は2バーディー、4ボギー、の2オーバー。
昨日の2アンダーを相殺してイーブンパーでなんとか予選を通過しました。
「これはプロのゴルフでは無いですね。」
昨日以上にショットは荒れ、石川が試合後に自虐的に笑いながら言っていました。
それでも、ラフからのショットはなかなか良い集中力を発揮していました。
こうやってショットが安定しなければトラブルショットが多くなります。
トラブルショットの場数が増えて、ラフや林からのショットに磨きが掛かっている感じです。
ラフでもいいやと思ってティショットが打てれば気負いもプレッシャーもなくいい球が打てそうなものです。
予選を通過してあと2日間プレーできるので、そこで良い感じを取り戻してほしいです。
石川遼シード確保へ向けて
今年は公傷制度でレギュラーツアーに参加しています。
去年は怪我でプレーできなかったから今年は去年の成績は関係ないよという温情制度です。
まずは予選突破して少しでも上位にいって賞金を積み重ねていく必要があります。
明日からの決勝ラウンドで良い成績を期待します。
バルスパーチャンピオンシップ2日目結果
1位 -10 アダム・ハドウィン
2位 -9 ジム・ハーマン
3位 -8 タイロンファン・アスビゲン
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