飛距離と打ち易さと言えばゼクシオシリーズが鉄板ですね。
カーボンシャフトとスチールシャフト両方試打できたのでレビューします。
XXIO 12 Iron ゼクシオ12アイアン 飛距離と口コミ評価・試打レビュー
ヘッドの加速と高い弾道で大きく飛ばす
・ややグースネックでつかまりをイメージ
・丸みのあるトップブレード
・丸みがあり、ヒール側を高めに設定した安心感のあるトップライン形状
・ダフリなどのミスにも強いややワイドなソール形状
ゼクシオ12アイアンの特徴
ゼクシオのチタンフェースアイアンがさらに進化。
「フェースのたわみ」と「ボディのたわみ」で驚異の初速を実現。
・高比重タングステンニッケルウエイト
党側ソール日に高比重のタングステンニッケルウエイトを搭載。低重心化と慣性モーメント増大で上がりやすさが向上。
・番手別最適重心設計
番手毎にフェース肉厚などをフローさせた設計。ロングアイアンは低重心で実打点を高反発化し、飛距離を追求。ショートアイアンは高重心で上下の慣性モーメントを大きくしてコントロール重視。
・低重心専用ネック設計
ショートホーゼルによって、低重心化と慣性モーモンと増大を実現し、高弾道で優れた直進性を発揮。
・薄肉チタンフェースを採用
XXIO 12 Ironのスペック
セットアイアンは6番~PWの5本セットになってます。純正カーボンだと5本で定価137.500円。高い・・・、
純正のスチールを選択すると、NSPRO850GHのゼクシオ使用になります。それでも5本で110,000円。やっぱり高い・・・。
近頃の優しい飛び系アイアンは6番からってのが多くなってきましたね。「5番はユーティリティーでどうぞ」という考え方なんですかね。
たしかに24度以下になってくるとアイアンよりもユーティリティの方が弾道も安定して飛距離稼げるものが多いですね。
私も10年来バーナーレスキュー22度にお世話になってます。
ロフトは6番25度、7番28度、8番32度、9番37度、PW42度、これがセット内容のアイアン。別売りで5番22度、AW48度、SW56度があります。
AWとSWの間にもう一本欲しいところです。
花道からの残り90ヤードの場合、手持ちのアイアンがゼクシオ12フルセットだったらAWで飛距離調整?SWでフルショット?それはそれで難しいような・・・。
ロフト設定をみると見事に一昔前のの飛び系よりさらに一番手ロフト立ってますね。7番アイアンが30度で超ストロングなんて言われていた時代が懐かしいです。
カーボンシャフトはかなりソフト仕様ですね。フレックスSで50g、トルク4.0はドライバーのシャフト並みですね。アイアンはドライバーよりかなり短いのでドライバーとは全然別物なんでしょうけど。
スチールシャフトは最近の傾向だと90g~120g台と重めのが流行りなのかな?なんて勝手に思ってましたが、純正だとNS850一択でフレックスSで87gというカタログスペックです。
アイアンは軽い方がスイングに合うって言う人をターゲットにしてますね。
このNS850、ゴルフを始めたころにお古をもらって使っていたアイアンに刺さっていたのですが、癖が無く凄く良いシャフトなんですよね。950より撓りが少ない気がしてしっかり振れる。このシャフトを基準にこういうシャフトの方がが良い!ってのが自分で研究しやすくて凄く良いシャフト&アイアンでした。
ゼクシオ12アイアン 試打レビュー
先にスチールから試打しました。
クラブスペックは7番で403g、長さ37インチ、ロフト28度、バランスはD1ですね。(カタログ数値)
普段使いが950なのですが、グリップを握ってワッグルした感じこの違いは私にはよく分かりませんね。
HP紹介には「ややグースネック」と書かれていましたが、かなりグース付いててフェースが奥に引っ込んでます。捕まりは抜群に良さそうです。
トップブレードもこれでもかってくらい分厚いです。そしてソールの分厚いこと。
優しいアイアンを追求したらこうなりましたっていうヘッドです。
実際に打ってみるとやっぱり打ち易いですね。球が低めに出てしまう私ですが、高さは十分。よっぽど擦らなければスライスなんて出る気がしません。
気になる飛距離は7番アイアンなのに168ヤード。非力なもんで勘弁してください。十分すぎます。フェースの返りが速くミスすると凄いフックします。
次は純正カーボンを試打しました。
あまりクラブに詳しい方ではないと思ってますが、7番アイアンでシャフト重量50g、クラブ重量362gは最軽量の部類ではないでしょうか?
ワッグルした感じはとても軽いアイアンかな?って感じです。でもレディースクラブみたいな軽々ユルユル感まではないですね。
グリップ、シャフト、ヘッドの色合いの統一感も良い感じです。
数発打った感想。このアイアン、舐めてました。ゴメンナサイ。
もともとが軽いから精神的に「しっかり振らなきゃ」って意識は全く持たなくていいですね。
浅めのトップから一度止めるくらいでゆったり切り返してダウンスイングは0スピードから徐々に加速、軽いシャフトとトルク4.0の撓り具合も相まってヘッドの加速が一番おいしいところでボールにヒットしやすいです。
パワー?ヘッドスピード?そんなもの考える必要もありません。
ダンロップが研究した反発力も相まって、ジャストミートした時の最大飛距離172ヤード。7番アイアンで。
ドライバーのヘッドスピードが43くらいの私だと7番アイアンの飛距離ってだいたい150ヤードちょいくらい。本当に凄い飛距離性能です。
わりと打ち易い。わりと当たりやすい。スライスでない。力む気にならないからひっかけも出づらい。
高弾道でストレートorドロー。私の普段使いの5番アイアンの飛距離です。
そりゃセットに5番入ってないのも頷けます。
飛距離性能ならダントツのアイアンです。でもアイアンて飛べばいいってものでもなくてですね・・・。
ゼクシオ12アイアンを試打して、今使用のアイアン、ヘッドそのままで軽めのカーボンに替えたくなるような衝撃を受けました。
「飛距離稼ぎたい!」ってアイアン探してる方は候補上位に入ること間違いなしですね。いい経験させてもらいました。
無理矢理難点を上げるとしたら、このクラブの軽さを善しとして使う方はもともとパワー重視ではない方だと思いますが、深めのラフとかどうなんでしょうか・・・?
コメント