タイトリストドライバーGT2の試打レビュー|HS40m/s前後のアマチュアが徹底検証
タイトリストの最新ドライバーシリーズ「GT」。プロツアーでも高い支持を誇るタイトリストが、「史上最大の飛躍」と謳って送り出したこのシリーズの中から、今回はGT2を実際にゴルフショップで試打してきました。
私のヘッドスピードは40m/s前後、アベレージは90台後半というアマチュアゴルファー目線で、率直な感想をお届けします。「タイトリストのドライバーって実際どうなの?」と気になっている方の参考になれば嬉しいです。
クラブ紹介
タイトリストGT2ドライバーは、GTシリーズ全4モデル(GT1・GT2・GT3・GT4)の中でも「許容性と飛距離のバランス」が最大の特徴のモデルです。
特にオフセンターヒットが多いゴルファーに向けて設計されており、フェースの広範囲で安定したボールスピードが出るよう工夫されています。「毎回芯で打てるわけじゃない」という多くのアマチュアゴルファーにとって、非常に頼もしい設計思想です。
主なスペックはこちら:
- ヘッドサイズ:460cc
- 打ち出し角:中高弾道
- スピン量:やや少なめ
- ロフト角:8.0・9.0・10.0・11.0度(右用・左用あり)
ロフト角のバリエーションが豊富なので、自分のスイングやヘッドスピードに合ったモデルを選びやすいのは大きなメリットです。ヘッドスピード40m/s前後であれば、10.0〜11.0度が飛距離と上がりやすさのバランスが取れておすすめです。
また、タイトリスト独自の「シームレス サーモフォーム クラウン」は、超軽量の新素材ポリマーを使用。クラウンを軽量化することで、ヘッド内部の重量を最適な位置に再配分しています。さらに「スピードリング VFTフェース」により、芯を外した時でも飛距離ロスを最小限に抑える構造になっています。
GTシリーズはタイトリスト史上最大の技術革新と言われており、見た目のシンプルさとは裏腹に、内側には非常に高度な設計が詰め込まれています。
振った感じ
今回試打したのはフレックスRのシャフトです。
構えた瞬間、ヘッドの大きさ(460cc)からくる安心感がありつつも、シュッとした洗練されたルックスで「いかにも飛びそう」という印象を受けました。アドレスからトップまでは特別な違和感もなく、自然にスイングに入っていけます。
振ってみると、シャフトがしなやかにしなり、インパクト直前でヘッドが走る感覚がありました。「シャフトのしなりを使って飛ばす」という感覚がわかりやすく、HS40m/s前後のゴルファーにとってRフレックスはスムーズに振り切れる丁度よい硬さだと感じました。
切り返しでもシャフトがしっかりタメを作ってくれるので、力みなく自然に振り下ろせます。「振り遅れる」という感覚もなく、タイミングが取りやすかったです。SフレックスやXフレックスと比べると、明らかにヘッドスピードが出やすい印象で、試打中に「あ、これ振りやすいな」と素直に思いました。
打感
打感は、やや固め。
インパクトの瞬間に「カーン」という高音の金属音が響き、打った瞬間にボールが強く弾き出される感触があります。最近のドライバーには柔らかい打感のモデルも多いですが、GT2はどちらかというとソリッドで硬めの打感です。柔らかい打感が好みの方には少し硬く感じるかもしれません。
一方で、この硬めの打感は「タイトリストらしいシャープな弾き感」ともいえます。芯で捉えたときの手応えははっきりとしており、「しっかり打った!」という爽快感があります。打音も大きく響くので、練習場での試打でも周囲の目を引くほどでした(笑)。
また、芯を外したときの打感の差が比較的少ないと感じました。少しトゥ寄りに当たっても、そこまで手に響かず、「外れた感」が少ないのはGT2の許容性の高さを実感できるポイントです。
弾道
弾道は中弾道。
高すぎず低すぎない、安定した中弾道が出ました。風の影響を受けにくく、コースでも使いやすそうな印象です。試打中、何球か打ちましたが、スライスやフックなどのクセが出ることもなく、比較的まっすぐ安定した弾道が続きました。
GT2のプロファイルとして「弾道安定性の高さ」が謳われていますが、実際に打ってみてもそれは十分に感じられました。特にオフセンター気味に当たっても大きく曲がらず、許容性の高さはアマチュアゴルファーにとって大きな武器になります。
また、中高弾道の設定なので、ランも出やすく「飛距離=キャリー+ラン」のトータルで考えると、コースでの実距離はさらに伸びることが期待できます。コースマネジメントを考えたとき、「まっすぐ飛んで、転がる」という安心感は非常に大きいです。
飛距離
試打計測の結果は 221ヤード。
ヘッドスピード40m/sの平均的な飛距離が220〜230ヤードと言われているので、ほぼ平均値の飛距離が出ました。特別力を込めて振ったわけでもなく、Rフレックスのシャフトをスムーズに振り切った結果としては、十分満足のいく数字です。
芯を外した当たりでも極端に飛距離が落ちなかったのは、高慣性モーメント設計のおかげだと感じました。試打中、芯を若干外した球でも210〜215ヤードは出ており、「大きくは落ちない」という安心感がありました。
ただし、飛距離をさらに伸ばしたい場合は、ロフト角の選択やシャフト選びも重要です。10.0度や11.0度のロフトを選ぶことで打ち出し角が上がり、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーには飛距離アップにつながる可能性があります。購入を検討している方は、ぜひショップでフィッティングを受けることをおすすめします。
まとめ:GT2はこんな人におすすめ
タイトリストGT2ドライバーの試打を通じて感じたのは、「安定して、そこそこ飛ぶ」という頼もしさです。ミスに強く、コースでのトータルパフォーマンスを重視するゴルファーに非常に向いているドライバーだと感じました。
こんなゴルファーにおすすめ:
- オフセンターヒットが多い
- 弾道が安定しない・曲がりが大きいと悩んでいる
- ヘッドスピード38〜43m/s前後のアマチュアゴルファー
- タイトリストブランドへの憧れがある
逆に、「とにかく飛距離だけ追いたい」「もっと柔らかい打感が好き」という方には、他のモデルの方が合うかもしれません。
タイトリストGT2ドライバー、ぜひゴルフショップで一度試打してみてください!
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