今使っているドライバーがコブラのS2というマイナーでちょっと古めのドライバーです。最近のドライバーは良く飛ぶよーという話を聞きますので、本間ゴルフさんにいって、TOUR WORLD TW737シリーズのドライバーを試打してきましたのでレビューします。
HONMA(本間ゴルフ)TOUR WORLD TW737ドライバー試打レビュー
本間ゴルフの本気が凄い!ドライバーが5㏄刻みに4種類ラインナップされています。本間ゴルフのホームページから、TW737ドライバーシリーズの概要をそれぞれ調べて見ました。
HONMA(本間ゴルフ)TW737 460ドライバーの概要
限界の飛距離性能を持ったドライバーTOUR WORLD TW737 460
高弾道×低スピン×飛距離優先のやさしさ
形状:大型シャローバックで、浅重心設計ながらやさしく打てる形状
重心設計:大型ヘッドながら浅重心設計により飛距離を重視
フェース:高強度で球離れの速さが特徴の5Nチタンを使用した圧延フェース
ヘッド体積は460㏄、ロフトは9.5度、10.5度の2種類があります。
HONMA(本間ゴルフ)TW737 455ドライバーの概要
捕まりすぎず、高弾道で直進性を求めるTOUR WORLD TW737 455
高弾道×高い直進性能×高慣性モーメント
形状:フラットな形状でトゥガワ後方にボリューを持たせた、ややシャローヘッド
重心設計:ヘッド形状のイメージよりつかまりやすく、直進性能を高める深重心設計
フェース:心地より打音と弾き感が特徴で、ボールの乗りが感じられる高密度カップフェースを採用で強度と反発性能がアップ
HONMA(本間ゴルフ)TW737 450ドライバーの概要
高い操作性と捕まりの良さ+適正スピンTOUR WORLD TW737 450
高い操作性×適正スピン×オーソドックスな形状
形状:ディープフェースながらセミハイバック形状
重心設計:オーソドックスな重心設計による、強弾道ながら高い操作性と適正スピンを実現
フェース:心地より打音と弾き感が特徴で、ボールの乗りが感じられる高密度カップフェース採用で強度と反発性能がアップ
HONMA(本間ゴルフ)TW737 445ドライバーの概要
最大の飛距離が生み出せるクラブTOUR WORLD TW737 445
高初速×低スピン×左に行かない=叩ける
形状:クラウンの中央部の肉厚が、飛ぶイメージとクラウン部分の大きなたわみを生む。かぶったイメージを沸かせない洋ナシ型
重心設計:浅重心設計。女子プロに多い「インサイドアウトのアッパー軌道」のスイングに合わせた重心設計が適正な打ち出しとスピン量を実現
フェース:ヘッドのたわみと連動して最大の打ち出し初速を生み出す鍛流カップフェース採用で強度と反発性能がアップ
全モデルでロフトが9.5度と10度の選択ができます。末尾の3桁の数字はヘッド体積を表していますね。
さらにシャフト選択のラインナップ量がすごいです。
本間ゴルフ純正【VIZARD】シャフトのラインナップ
ゴルファーそれぞれにジャストフィットするようにシャフト種類が3種類、さらにそれぞれが10g刻みで50g台~80台まであります。
VIZARD EX-A(カーボンシャフト)の特長
シャフト中央部と手元部の剛性は高く、先端部の剛性をマイルドに設定。歴代のAタイプの特長はそのままに手元部分を最も細くすることに成功。アドレス時に感じる手元の重さを軽減した、シャープな振り感を味わえる極端な(Extreme)弾き系シャフト、VIZARD EX-A
VIZARD EX-C(カーボンシャフト)の特長
シャフト中央部の剛性は高く、先端部と手元部の剛性をマイルドに設定しタイミングの取りやすさと弾きを両立したクセの無いシャフト。「手元部分のシルエットをできるだけ細く設計して欲しい」というプロの声が多く、それに応えた究極の(Extreme)バランス感を備えたシャフト、VIZARD EX-C。
VIZARD EX-Z(カーボンシャフト)の特長
シャフト中央部と先端部の剛性は高く、手元部の剛性をマイルドに設定した粘り系シャフト。左に行かない、当り負けしない強さと共に手元部の粘り感を幾度ものプロテストを経て設計した極端な(Extreme)粘り系シャフト、VIZARD EX-Z。
本間ゴルフTW737 460ドライバーとTW737 445ドライバーの飛距離と口コミ評価・試打レビュー
試打クラブはTW737 460ccのドライバーと445ccのドライバーが有ったので試打させてもらいました。
まずは460からです。シャフトは両方ともEX-Aの65g、Sフレックスになります。普段使いのドライバーの重量が55g前後なので少し私にはハードかもしれません。しかし、ショップも前ラインナップの試打クラブなんて用意できませんよね。膨大な試打クラブ量になってしまいます。
まずはグリップを握ってワッグルした感じ。そんなに重さを感じません。しなりもそこそこあっていつも通りのスイングで大丈夫そうです。
構えた感じは本間らしくシンプルで良いです。真っ黒いクラウンとシルバーのフェースが構えやすさを演出してくれます。460㏄は丸形ヘッドで若干シャローでしょうか。なんにしても構えやすいです。
打感は弾き感が抜群でカーンという音ですね。耳に着くほどではありませんが、高い金属音です。柔らかいというよりはしっかりした打感が伝わってきます。つかまりが良く、ストレートが持ち球の私でもドロー系の高弾道が打てました。
計測してもらった数値で一番飛んだのが233ヤード、ヘッドスピード42.1m/sでした。やっぱりちょっとシャフトがハードかな。でも重くてブレないせいか、ほぼストレートかドロー、あちゃーっていうOBみたいな球はありませんでした。芯を外しても200ヤードは飛んでましたので、フェースの許容性と直進性は高いですね。
実際のラウンドを考えると、ハード目なシャフトにして、多少飛距離を落としても安定性重視も悪くないと思いました。
次はTW737 445ドライバーを試打しました。シャフトは同じです。
15㏄の違いでこんなに小さいの?っていうくらい小さいです。それでも昔のドライバーに比べれば大きいですけど。
445は460と真逆の性格ですね。よく15㏄の違いでここまで性格をだせるものです。デザインも似ているのに。
何が違うかというと、直進性よりも操作性に重きを置いているのが解ります。あきらかに上級者向けですね。つかまりも460より浅いので右目に飛んで行って低弾道でした。
計測値で一番いい数値が228ヤード。やや右に飛び出してそのままストレート。真っすぐなコースならフェアウェイ右側か、右のラフってところでしょうか。不思議な事にヘッドスピードが43.6m/sでました。飛距離はともかく、小さいヘッドの方がヘッドスピードがでるものなのでしょうか。
せっかくなので450と455も試打したかったんですが、他の方が試打していたので残念ながらできませんでした。4種類のドライバーの性格としては、
【初心者 460<455<450<445 上級者】という感じで合っているのではないでしょうか。
もし、このTW737ドライバーの購入を検討しているのであれば本間ゴルフのショップに行って試打しまくることをおススメします。ヘッドの違いを体感して、実際に打ってみて、シャフトの違いも吟味して、じっくり選べば必ずベストなドライバーが出来上がると思いました。
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